日本株はダメ? 米国株に投資し続ける理由とは

お金の勉強

こんにちは、こたちです

株式投資をしているみなさんは、様々な国や資産に投資をしていると思います

特に、私たちは日本に住んでいますので、日本企業にも馴染みが多く、

日本株を保有している方も多いのではないでしょうか

しかし、日本株に重点を置きすぎると、成長性について疑問が出てきます

一方、米国株など、他国の株式に投資をすると、為替リスクが出てきます

そこで、私が日本株と米国株、どのようなバランスで投資しているのかについて

考え方も含めて解説していきます

日本株の特徴

日本株をもつ一番のメリットは、私たちが日本に住んでいて、日本円で生活していることでしょう

つまり、日本株から得られる配当金などは、日本円で支払われます

100万円の株式を購入し、3%の配当金、と記載されていれば、必ず3万円がもらえる

これが、為替リスクがない、ということです

一方、デメリットは、成長性が少ないことです

2024年は日本株にとって、非常に良い年でした

しかし、ここ30年の日本株の推移を見ると、決して成長性が高いとは言えません

こちらは日経平均株価、つまり日本の株式全体の推移になります

日本は長らく1990年代につけた最高値を、30年以上にわたって更新できなかったのです

もちろん、バブルが弾けたこと、低金利政策など、仕方ないとは思います

しかし、2000年代につけた最低値である1万円台を基準としても、

約20年で4倍程度しか増えていないのです

次の項で解説する米国株と比較すると、20年で4倍はやや物足りない成長と言えます

日本は世界の人口の1.6%、世界のGDPの6%を担っていますが、

これらは年々減少傾向で、これから日本に訪れるのは、さらなる人口減少です

30代の私が30年近く保有しようとしている株式ですので、

人口減少している国に投資する、というのは、あまり現実的ではないのです

日本株は為替リスクはないが、人口減少が予想されるため高い成長性には期待できない

 米国株の特徴

 一方、米国株の一番のメリットは、高い成長性でしょう

先ほどの日本とは対照的に、米国株は右肩上がり

特にここ10年の上り方は異常とも言えます

いいところで区切ると、約20年で6倍にも株価は成長しています

その裏付けは、やはり人口の増加です

労働政策・研修機構データより作成 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2019/ch2.html

米国の人口はこれまでもしっかりと増加しており、出生率などを考慮しても

今後も人口は増え続けると予測されています

そして、apple、microsoft、amazonなど、私たちの生活に欠かせないものの多くは

米国を拠点とした企業ばかりなのです

高い成長性が期待できるのも納得ですね

一方、デメリットはもちろん、為替リスクです

2023年以降、日本は急激に円高(円の価値が下がる)になりました

1ドル=100円の時代から、1ドル150円の時代に変化したのです

例えるなら、これまでハワイ旅行には10万円出していればよかったものが、

15万円出さなければハワイ旅行を楽しめなくなったのです

これでは、米国株を買うために、多額の資金が必要となります

そして、円高になる時代があった、ということは、当然円安になる時代もあります

当時1株を100ドルで買った、150ドルに株価が上がった

しかし、1ドルが150円の時代に買ったので、15000円で株を買っていた

1ドルが100円の時代に売ったので、15000円で株を売った

これではせっかく株で儲けた!!と喜んでいても、実質は何もしていないことになります

そしてこの為替の変動は、株価の変動よりも私たちにはどうすることもできないものです

株価ですら予測することが難しいのに、さらに為替まで予測する必要があり

困難を極めていくのです

米国株は高い成長性が期待できるが、為替リスクは良い方にも悪い方にも考える必要がある

それでも私は米国株に投資する理由とは

これまで解説してきたように、日本株と米国株は裏腹の関係です

こういう時、考えるべきは ”分散”  です

100万円あれば、日本株と米国株に50万円ずつ、40:60でもいいです

それぞれのメリット、デメリットを考慮しながら、分散すればいいのです

しかし、私は米国株にのみ、投資をしています

なぜなら、私はすでに、日本円預金に投資をしているからです

日本の銀行口座にすでに預金を持っているので、米国株を購入するだけで、立派な分散になっている

これが私が米国株のみを保有している、最大の理由です

例えば、私の総資産が100万円の時、日本円預金40万円、米国株式60万円を保有していたとします

すると、現金と株式の割合は、グラフのようになります

さらに、日本と米国への投資割合はグラフのようになります

これで分散は十分できている、と私は考えています

その他にも、日本株には優良なインデックス投資対象がないこと、

長期目線では米国株に軍配が上がると考えていることなど、

まだまだ理由はあります

しかし、何より、余計なことを考えずに米国株にインデックス投資しているのが、

私にとってストレスなく、自分の時間を有意義に使える、最適な投資方法だからです

投資は日本円預金と米国株式のシンプルなポートフォリオが最もストレスがない

ごちゃごちゃ余計なことを考えずに、心穏やかに資産を増やすことが、

長期戦のコツなのかもしれませんね

以上、参考になれば幸いです

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