こんにちは、こたちです。腎臓リハビリテーション指導士試験で「計算問題が不安」という声は本当に多いです。でも安心してください。
腎リハ試験の計算は、覚えることが多いわけではありません。実質3パターンを、例題で手を動かして覚えれば十分に得点源になります。この記事では、その3つを例題つきで解説します。
腎リハ試験の計算は、実質「3パターン」
✅ ① eGFR(腎機能の指標)
✅ ② 目標心拍数(カルボーネン法)
✅ ③ METs換算
この3つを押さえれば、計算問題は怖くありません。1つずつ例題で見ていきましょう。
① eGFRの計算
日本人のeGFR推算式(Cr値ベース):
男性:eGFR = 194 × Cr(−1.094乗)× 年齢(−0.287乗)
女性:上記 × 0.739
例題:65歳女性、Cr 1.2 mg/dL。eGFRとCKDステージは?
解き方:実際の試験では累乗の途中の値が与えられることが多いので、暗記は不要です。大事なのは「女性は最後に0.739を掛ける」こと。計算すると eGFR ≈ 35 mL/min/1.73㎡。ステージ表に当てはめると G3b(30〜44) です。
② 目標心拍数(カルボーネン法)
目標心拍数 = 安静時HR +(最大HR − 安静時HR)× 運動強度
※ CKD患者では強度40〜60%が推奨されることが多い(心リハより控えめ)。
例題:70歳男性、安静時HR 65、推定最大HR 150。強度40〜60%の目標心拍数は?
解き方:予備心拍は 150 − 65 = 85。
40%:65 + 85 × 0.4 = 99
60%:65 + 85 × 0.6 = 116
→ 答え 約99〜116 拍/分
③ METs換算
METs = VO₂(mL/分/kg)÷ 3.5
例題:体重70kg、AT時のVO₂が700 mL/分。何METs?
解き方:まず体重で割る:700 ÷ 70 = 10 mL/分/kg。
3.5で割る:10 ÷ 3.5 ≈ 約2.9 METs(ゆっくりした歩行・軽い家事レベル)。
おまけ:CKDステージ判定(計算ではないが頻出)
eGFRが出たら、すぐステージに変換できるようにしておきましょう。
✅ G1:90以上/G2:60〜89/G3a:45〜59/G3b:30〜44/G4:15〜29/G5:15未満
✅ 蛋白尿:A1(30未満)/A2(30〜299)/A3(300以上)
計算問題で失点しない3つのコツ
✅ 単位に注意:eGFRは「mL/分/1.73㎡」。BMIやSMIと混同しない。
✅ 女性の0.739を忘れない:eGFRの最頻出ミス。
✅ 手を動かして反復:計算は時間がかかるぶん、事前に解いた人が本番で速い。
まとめ
腎リハの計算は、eGFR・目標心拍数・METsの3パターンだけ。例題で手を動かして慣れておけば、本番で確実に得点できます。
✅ 試験全体の勉強法・ロードマップはこちら → 腎臓リハビリテーション指導士試験の勉強法|独学で合格する完全ガイド
✅ 計算問題の練習問題(別バージョン)→ 試験で出る計算問題の対策法【note】



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