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こたちです。
12月の試験が近づいてきた頃、多くの人が同じ不安を抱えます。範囲は一通りやったけど、これで受かるのか分からない。何を復習すればいいのか分からない。私も心リハのとき、直前の1ヶ月は落ち着かないまま過ごしました。
今回は、直前期の使い方と、これまで分野別に書いてきた頻出ポイントの総ざらいをします。この記事を最後の見直しに使ってください。
直前1ヶ月は「新しいこと」を増やさない
まず大前提として、直前期に新しい教材を足すのはおすすめしません。今持っているガイドブックと問題を、もう一周する。間違えたところだけを潰していく。この方が、あれもこれも手を広げるより確実に点になります。
心不全療養指導士の試験は、ガイドブック改訂第3版がベースです。だから、迷ったら必ずガイドブックの該当ページに戻る。この往復を、残りの1ヶ月で回転数を上げていくイメージです。新しい参考書を探している時間があったら、間違えた問題を解き直してください。
頻出ポイント総ざらい
これまで分野別に書いてきた中で、特に問われやすいところをまとめます。ここが口からスラスラ出るか、最後にチェックしてみてください。
病態とステージ。ステージAからDまで、それぞれの段階と療養指導の中心を説明できるか。ステージAは危険因子の管理、ステージDは移植や緩和ケア。段階を飛ばした選択肢に気づけるか。LVEFの分類(HFrEF、HFmrEF、HFpEF)と、治療で改善したHFimpEFという用語。
診断と検査。BNPは心臓を守る方向の作用でそろっていること。そしてARNIを飲むとネプリライシンが阻害されてBNPが上がりうること、NT-proBNPはその影響を受けにくいこと。
薬物治療。HFrEFのファンタスティック4を4つ言えるか。ACE阻害薬・ARB・ARNI、β遮断薬、MRA、SGLT2阻害薬。そしてACE阻害薬の空咳とARBへの切り替え。
療養指導。毎朝の体重測定と心不全手帳。受診の目安は体重2kg以上の増加、息切れやむくみの増悪。減少は増悪の目安ではないこと。
緩和ケアとACP。緩和ケアは早期から少しずつ、終末期だけのものではないこと。ACPの主役は本人で、本人の意向にそった医療を実現するためのものであること。
多職種連携。心不全チームは想像より広く、心理やソーシャルワーク、介護、患者・家族まで含むこと。地域連携は必須であること。
このリストを見て、詰まるところがあれば、そこが今のあなたの弱点です。各分野の記事に戻って確認してください。
最後に、力試しを
ひとつだけ、確認の問題を。心不全療養指導士制度を創設した学会はどこでしょう。
答えは、日本循環器学会です(改訂第3版p.4〜5)。2021年に第1期生が誕生した、比較的新しい資格です。制度の成り立ちも、地味ですが問われることがあります。こういう基本情報は、直前に一度目を通しておくと取りこぼしません。
直前期こそ、問題を解いて弱点を炙り出す
新しいことを増やさない、と書きましたが、唯一やるべきなのは、問題を解いて自分の弱点を見つけることです。読んで分かった気になっているところと、問われて答えられるところは、いつも少しずれています。そのずれを直前に見つけて潰す。これが一番点になります。
私が作った心不全療養指導士アプリは、まさにそのために作りました。改訂第3版に沿った全13章306問、間違えた問題を自動で記録して、解説には毎回参照ページ。直前の1ヶ月、通勤の電車で間違えた問題だけを回す、という使い方が一番効きます。デモ版の第1章10問は無料なので、まず今の自分の位置を測ってみてください。ここまで読んでくれたあなたなら、あと1ヶ月あれば十分間に合います。
新しいことは増やさない。間違えたところだけ、ガイドブックに戻る。それを1ヶ月。これで大丈夫です。
ほかの分野もまとめて確認したい方は、出題範囲と勉強法の全体像をこちらに整理しています。心不全療養指導士の試験、何をどこまで勉強すればいいの?


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