こんにちは、こたちです。心臓リハビリと腎臓リハビリ、両方の指導士をしながら理学療法士として働いています。
腎臓リハビリテーション指導士試験は、情報が少なく「何から手をつければいいのか分からない」という声をよく聞きます。私自身も受験のとき、手探りで進めました。この記事では、独学でも合格できる勉強法を、4ステップのロードマップにまとめます。
そもそも、どんな試験?(基本情報はここだけ)
腎臓リハビリテーション指導士は、日本腎臓リハビリテーション学会が認定する資格です。CBT方式・50問・60分。2026年(第7回)の試験は10月17日(土)です。
✅ 受験資格・合格率・受験者数などの詳しい基本情報は、別記事にまとめています。
腎臓リハビリテーション指導士とは?受験資格・合格率・勉強法まとめ【2026年版】
この記事では、「じゃあ、どう勉強するか」に集中して解説します。
2026年は「改訂第2版」初年度|ここが今年の勝負どころ
2026年4月、ガイドラインが8年ぶりに改訂第2版になりました。試験は最新版準拠が原則で、改訂初年度は「変わった点」が狙われやすいです。ここを外すと独学は一気に不利になります。
✅ 今年の試験が難しくなりうる理由 → 2026年、試験は難しくなるかも
✅ 第1版から何が変わったか(差分10ポイント)→ 改訂第2版で変わった10のポイント
合格までの勉強ロードマップ(4ステップ)
ステップ1:ガイドラインを「軸」に置く
最重要教材は『腎臓リハビリテーション診療ガイドライン 改訂第2版』(南江堂)。まず通読して全体像をつかみます。各論は11のCQ(クリニカルクエスチョン)形式なので、「どのCQがどんな推奨度か」をセットで覚えるのがコツです。
ステップ2:頻出テーマを押さえる
✅ CKDの病態・重症度分類(eGFR・ヒートマップ・蛋白尿区分)
✅ 運動療法の処方(FITT・Borg・カルボーネン法)
✅ 栄養療法(たんぱく質・リン・カリウム制限)
✅ 透析・腎移植患者の特殊性
この4分野で得点源が作れます。
ステップ3:計算問題に慣れる
eGFR・METs・目標心拍数など、計算問題は時間がかかるぶん、事前に手を動かした人が有利です。
→ 試験で出る計算問題の解き方【eGFR・カルボーネン法・METs】
ステップ4:臨床推論・症例に強くなる
近年は「この患者をどう判断するか」を問う問題が増えています。実際の症例で考える練習が効きます。
→ 臨床思考トレーニング① CKD×心不全
→ ② CKD×心臓術後(AKI)
独学で効率を上げる3つのコツ
✅ インプットとアウトプットを分けない:読んだら即、問題を解いて確かめる。知識は「解いて」初めて得点に変わります。
✅ 数字はセットで暗記:eGFRのステージ境界、Borg、K値の中止基準など、境界の数字は狙われます。
✅ 心リハの知識を流用する:運動処方・中止基準は心リハと共通部分が多く、両方の視点があると強いです。
よくある質問
Q. 独学でも受かりますか?
A. 受かります。ガイドラインを軸に、計算と症例に早めに慣れれば十分狙えます。
Q. 過去問はありますか?
A. 公式の過去問公開はありません。だからこそ、ガイドライン準拠の問題演習が対策の中心になります。
まとめ
腎リハ指導士試験は、情報の少なさが最大の壁。でも、①ガイドラインを軸に、②頻出テーマ、③計算、④症例の順で進めれば、独学でも合格は十分可能です。2026年は改訂初年度なので、「変わった点」だけは必ず押さえておきましょう。


コメント